• おだしの読み物 2018.03.16

旬の食材「しらす」~焼きおにぎりのだし茶漬けのレシピ~

やいづ善八のおだしと合わせたい旬の食材の豆知識をお届けする新コーナーです。

今回、おだしと合わせたい旬の食材は、3月下旬~5月の春に旬の「しらす」です。

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しらすは何の稚魚?

普段何気なく食べている「しらす」。皆さんはしらすが何の魚かご存知でしたか?

しらすとは、鮎(あゆ)や鰻(うなぎ)、鰯(いわし)、鰊(にしん)、いかなご等の稚魚の総称です。現在、私たちの食卓に上がるのは主にカタクチイワシの稚魚です。ちなみに、サイズが2㎝程度までをしらす、5㎝までをカエリ、5㎝以上を鰯と呼ぶそうです。

しらすは静岡の名物

しらすは静岡県で獲れる海産物の代表格の一つです。静岡県では用宗漁港、清水港、由比漁港周辺をはじめ、焼津市の大井川港でも獲れます。しらすの生産は、なんと静岡県が全国で、1・2位を誇っています。

たくさんあるしらすの呼び方

体に色素がなく透明~白色であることから、しらすと呼ばれるようになったそうですが、その種類はたくさんあります。茹でただけのものは「釜揚げしらす」「釜揚げ」、天日干ししたものは「しらす干し」と呼ばれています。

地方や乾燥度合によっては、中干ししらす(太白ちりめん・太白・やわ干し・やわ乾・しらす・しらす干し・普通干し)、上干(上乾)ちりめん(ちりめん・ちりめんじゃこ・かちり)などのように呼び名が変わるそうです。上干は半日程度、天日干しして良く乾かしたものです。

しらすの栄養分

しらすは、骨も含めて丸ごと食べられるため、特にカルシウムが豊富です。また、肝機能の働きを高めると言われているタウリンやカリウム、鉄、亜鉛といった栄養も豊富に含まれている栄養満点の食材ですので旬の時期に美味しくいただきたいですね。

夜食や酒席の〆の定番に ~焼きおにぎりのだし茶漬け~

そんな旬の「しらす」と「やきつべのだし 鰹 荒節」を使ったレシピをご紹介します。

焼きおにぎりの香ばしい香りに、「やきつべのだし 鰹 荒節」のコクのある豊かな香りがマッチし、食欲をそそるメニューです。おにぎりは冷やご飯でもOK。表面を乾かしておき、フライパンでじっくり焼くのが上手に作るコツです。夜食にもぴったりです。

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レシピ 焼きおにぎりのだし茶漬け

焼きおにぎりの香ばしい香りに、「やきつべのだし 鰹 荒節」のコクのある豊かな香りがマッチし、食欲をそそります。

夜食や酒席の〆の定番にいかがでしょうか?

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