だしボルシチ
 
食卓が華やぐ冬のスープ

だしボルシチ

世界三大スープのひとつ、ロシアのボルシチに「やきつべのだし 鰹 荒節」を使いました。
意外な組み合わせですが、優しい甘みのビーツと鰹だしは相性抜群。
あっさりとした口当たりの、深い味わいのスープです。野菜もたっぷりで満足感も十分。

材料 [2~3人分]

  • 鰹だし(荒節)
    700ml
  • 牛薄切り肉
    200g
  • にんじん
    1/2本
  • セロリ
    10cm
  • 大根
    3cm
  • ビーツ(缶詰でも可)
    100g
  • じゃがいも
    1個
  • キャベツ
    60g
  • 赤ワインビネガー
    20ml
  • 赤ワイン
    50ml
  • クローブ
    2本
  • トマトピューレ
    50ml
  • EXVオリーブ油
    大さじ1
  • 適量
  • サワークリーム
    適量
  • ディル
    あれば好みで
レシピ作成
冷水希三子さん
冷水希三子さん
料理家。季節ごとの味を大切にした、美しい料理に定評がある。 書籍や雑誌、広告などで、料理にまつわるコーディネート、スタイリング、レシピ制作を手がけるほか、ブランドやメーカーの商品・メニュー開発のディレクションも。 近著に「スープとパン」「ハーブのサラダ」などがある。 http://Kimiko-hiyamizu.com

作り方

  1. にんじん、セロリ、大根、ビーツ、じゃがいもは2cmのひと口大に切り、じゃがいもは水にさらす。キャベツはひと口大に切る。
  2. 牛肉はひと口大に切り、EXVオリーブ油をからめる。
  3. 鍋に②の牛肉を入れ、中火で炒めて塩を少し振る。①のにんじん、セロリ、大根、ビーツを加えて炒める。赤ワインビネガーを加えて酸味を飛ばしたら、赤ワインとクローブを加えて5分ほど煮る。煮汁が少なくなったら、トマトピューレ、鰹だしを加え、沸いたらアクと浮いてきた脂を取る。ふたを軽くずらして弱火で30分煮る。
  4. ③に水けを切ったじゃがいも、キャベツを加える。ふたを軽く ずらして、じゃがいもが柔らかくなるまで20分ほど煮込む。
  5. ④の塩味を調え、器に盛ってサワークリームを添える。好みでディルを散らす。

ワンポイント

  • 牛肉はEXVオリーブ油を絡めておくと、焦げ付きにくい。鍋の中でEXVオリーブ油を絡めてから、火にかけると作業がスムーズに。
  • 缶詰のビーツを使う場合も、鍋に入れるのは同じタイミングでよい。
  • 赤ワインビネガーを入れるタイミングは、具材がビーツのピンク色に染まってから。
  • 赤ワインビネガーの煮詰め方で、スープの酸味が変わる。酸味が苦手なら、ビネガーがなくなるまでしっかり煮詰めて。
レシピ作成
冷水希三子さん
冷水希三子さん
料理家。季節ごとの味を大切にした、美しい料理に定評がある。 書籍や雑誌、広告などで、料理にまつわるコーディネート、スタイリング、レシピ制作を手がけるほか、ブランドやメーカーの商品・メニュー開発のディレクションも。 近著に「スープとパン」「ハーブのサラダ」などがある。 http://Kimiko-hiyamizu.com