YAIZU ZEMPACHI LETTER
いち早く春の訪れを告げる早咲きの桜として知られている河津桜。
うっとりするような濃いピンク色の花びらが特徴で、その姿からは力強い春の息吹が感じられます。
河津桜が新種として発見された場所である静岡県河津町は、名所としてこの時期多くの観光客で賑わいます。
実はこの桜、焼津でも楽しむことができる地域があるのです。
焼津を流れる朝比奈川沿いには約200本、およそ2kmの距離にわたって河津桜が植えられています。
2月中旬頃から3月上旬にかけての見ごろを迎える時期に合わせて、毎年「山の手さくらまつり」というイベントも開催されています。
今年は2月25日(日)に行われ、地場産品の販売やお酒の振る舞いなどで地元のスタッフの方々が来場客をおもてなししてくださいました。
この日は桜並木の足元に植えられた美しい越前水仙もちょうど見ごろを迎えており、素敵なコラボを見ることもできました。
今年は例年よりも開花が遅れ気味だったようですが、今週末にはいよいよ満開を迎える様子。
春本番が待ち遠しいですね。