YAIZU ZEMPACHI LETTER
静岡県が主催する「ふじのくに新商品セレクション2018」にて、「やきつべのだし」が最高金賞の栄誉を得ることができました。
「ふじのくに新商品セレクション」とは、主な原材料として静岡県産の農林水産物を使用し、商品化から2年以内の加工品を対象としたコンクールです。
応募商品は、コンセプトやデザイン、風味など商品の魅力のほか、郷土色や地域との連携、販売量や販売戦略などをポイントに、総合的に評価されます。
今年度は全体で86商品の応募があり、書類及び試食審査の結果、最高金賞1商品、金賞14商品、特別賞1点、計16商品が入賞しました。
11月29日には表彰式が行われ、静岡県知事より表彰状を授与していただきました。
審査委員長からは、「今回のコンクールに出展した商品は、商品の魅力がはっきりしており、訴求ポイントが明確でした。ここに至るまでに何度も試行錯誤を重ね改良を加え磨き抜かれている商品が多く、選考に大変苦労しました。」とお話がありました。
その中で、「やきつべのだし」が最高金賞に輝いたのは、歴史と伝統のあるメーカーならではの完成度の高い商品であることや、静岡県を代表するにふさわしい焼津のだしとしてのこだわりが感じられること、添加物も使わず他社製品との差別化されていることなどが評価されたとコメントがありました。
「静岡の魅力を伝えるコミニュケーターであり、アンバサダー的役割を期待します。」とのご講評をいただき、気が引き締まる思いでした。
コンクールの趣旨は、「県の農林水産物の魅力を活かした、新しい加工品を選定することで、企業の新商品開発や商品改良に結びつけ、ものづくり産業の活性化や県産農林水産物の付加価値向上を図ること」です。
今後も「やきつべのだし」の魅力に共感していただける方との出会いを大切にし、だし文化を焼津の地から世界に広げていけたらと思っています。