YAIZU ZEMPACHI LETTER
2月26日、焼津市の「焼津さかなセンター」に、ひこにゃんが遊びに来てくれました。
ひこにゃんは皆さんご存知の彦根市のマスコットキャラクターです。
なぜ、ひこにゃんが焼津に?と思われるかもしれません。
実は、彦根藩二代当主である井伊直孝公が、焼津市中里の生まれという関係で、彦根市と焼津市には古いつながりがあるのです。
直孝公は、今年の大河ドラマの主人公、井伊直虎公が養子に迎えた直政公の次男として生まれ、後に井伊家の家督を継いだ人物です。
ひこにゃん誕生にも直孝公は深く関わっています。直孝公が鷹狩り出た帰りに小さなお寺の前を通りかかったときに、手招きする猫に導かれてお寺の中に入ったところ、直後に激しい雷雨となったそうです。雷雨から身を守ってくれた「招き猫」が、ひこにゃんの由来なのです。
さて、井伊家をご縁にして彦根市と焼津市は親しいお付き合いをさせていただき、今回のひこにゃん来訪にも繋がりました。
焼津市では、焼津市のマスコットキャラクター、やいちゃんがお出迎えしました。やいちゃんは、カタクチイワシとトマトが大好きな、3歳のカツオの男の子です。以後、お見知りおきください。
やいちゃんからひこにゃんに、心を込めて焼津の名産品などをプレゼント。鰹節や鰹節削り器などと一緒に、やいづ善八の「やきつべのだし」もひこにゃんの元へ。気に入って使ってもらえると嬉しいです。