YAIZU ZEMPACHI LETTER
もうすぐ子供の日ですね。この時期は、たくさんの鯉(こい)のぼりが大空を泳ぎます。
鯉のぼりは、中国の故事に由来しています。黄河の急流にある竜門と呼ばれる滝を多くの魚が登ろうと試みたところ、鯉のみが登りきり竜になった、という故事から、鯉の滝登りが立身出世の象徴となったそうです。
浜通り店では、ちょっとめずらしい「かつおのぼり」が大空を泳いでいます。
「かつおのぼり」は、「かつおのように、強くたくましく子供達が育ちますように」という願いを込められた縁起物です。
写真ではちょっと元気がないですが、風が強い日はとても元気に泳ぎます。
焼津ならではの習慣かと思われたかもしれませんが、「かつおのぼり」を上げる習慣があるのは、鹿児島県や高知県の一部の地域だそうです。
浜通り店の「かつおのぼり」も、実は鹿児島県の方から頂いたものなのです。
5月末まで、店頭・店内で皆さんのお越しをお出迎えしています。
全国でもめずらしい「かつおのぼり」、ぜひ見にいらしてください。