YAIZU ZEMPACHI LETTER
毎年8月12日、13日は、焼津の町が祭り一色になります。
焼津神社「荒祭」が、今年も無事に行われました。
12日に行われる「御神楽祭」は神様を迎えてお払いお清めを行う「静」の行事。
13日に行われる「神輿渡御」は、荒祭を象徴する「動」の行事です。
総勢300人を超える神役の行列と白装束に身を包んだ大勢の若者達が二基の神輿を担ぎ、繰り出します。「アンエットン」という独特の掛け声が勇ましく怒号のように折り重なり、激しく練る神輿はとても見応えがあります。
荒祭は、その名から荒っぽいと御祭りという印象を受けるかもしれませんが、純粋でまっさらな気持ちで神様に向き合うという願いも込められています。真っ白な白装束に身を包むと、とても清らかな気持ちになります。
焼津神社は、創建から1600年以上の歴史がある由緒ある神社です。
荒祭も千年以上の歴史があるといいます。伝統のあるこの御祭りを今年も無事に執り行えたことに感謝し、生業繁盛、家内安全、海上安全を祈願しました。