YAIZU ZEMPACHI LETTER
和食の代表料理、そして食卓の定番である味噌汁。
飽きのこないバリエーションを楽しむためには、だしの選び方もポイントに。
今回は、「だしプレッソ 鰹節」「だしプレッソ 昆布」を使ってだしの割合を調整した、おすすめの組み合わせ11選をご紹介します。
一般的に鰹節と昆布のうま味がバランスよくまとまる黄金比は鰹節:昆布=8:2と言われています。
ただ、味噌の種類や具材、好みは1つではなく、かならずしもいつもこの割合が正しいとも限りません。
<鰹だし>
鰹節独特の引き締まった味で、すっきりしていますが、だし感が強く感じられ、うま味が強く香り高く澄んだ色のだし汁です。
鰹節特有の薫臭に由来する芳醇な香りが特長です。
鰹だしは存在感がありながらも全体と調和するため、味や香りが強く、野菜、豆腐、油揚げ、わかめ、あおさなどの具材との相性が良いです。
<昆布だし>
全体的にうま味、厚み、甘みが強く、まろやかな味にまとめるだし汁で、さわやかな香りが特長です。
昆布だしは強い主張をせず、素材の甘味を引き出すため、どんな食材ともよく合いますが、特に野菜、豆腐、油揚げなどの具材との相性が良いです。
鰹だしと昆布だしを合わせることにより、だしの存在感を感じながら素材の味を調和させ、バランスの良い味や香りがベースに活きてきます。
<王道の米味噌のだし黄金比レシピ>
一般的な味噌と言えば、やっぱり米味噌。お米のコクと味わいが特長です。
素材そのものの味わいを引き立たせるために、合わせるだしプレッソの割合は、鰹節:昆布=8:2 の黄金比がおすすめ(※2~3倍に水で希釈してお使いください)。
まずは、力強い鰹節のうま味とまろやかな昆布のうま味がバランスよくまとまる黄金比を試してみてください。
1.豆腐とわかめの味噌汁
いつもの具材だからこそ、定番の味噌、そしてだしは黄金比で。
だしプレッソの味わいがストレートに伝わるから、家族もあっと驚くはず。
2.じゃがいもと玉ねぎの味噌汁
甘い玉ねぎとほっくりとしたじゃがいもが、米味噌のコクとほどよくマッチ。
絹さやも入れて、彩りよく仕上げましょう。
3.落とし卵とほうれん草の味噌汁
卵を落とすだけというお手軽さなのに、満足感がありますね。
好みの野菜を添えてもOK。
4.あおさと大根の味噌汁
あおさの磯の香りを楽しむなら、スタンダードな米味噌で。
油あげや大根と合わせれば、食べ応えのある一品になります。
<あっさり麦味噌のだし黄金比>
麦味噌は、麦特有の芳醇な香りとあっさりとした味わいが特長です。
味噌の優しい味わいを引き立たせるために、合わせるだしプレッソの割合は、鰹節:昆布=7:3 がおすすめ(※2~3倍に水で希釈してお使いください)。
昆布だしの甘みが麦味噌の風味をやわらかく持ち上げて、マイルドながら厚みのある味噌汁に仕上がります。
5.里芋と小松菜の味噌汁
ねっとり甘い里芋は、麦味噌を使った味噌汁に。
さつまいもやかぼちゃも相性がよいでしょう。
6.豚汁
それぞれの具材から溶け出したうま味が重なり合って、ほっとする味わいに。
栄養満点、ボリュームたっぷりの嬉しい一品ですね。
7.れんこん団子汁
すりおろしたれんこんを、つなぎでまとめて団子状に。
もっちりとした食感に、麦味噌の甘みがよく絡んで合います。
<コク深い豆味噌のだし黄金比>
豆味噌は複雑なうま味とコクが特長の味噌です。
味噌の強いうま味を引き立たせるために、合わせるだしプレッソの割合は、鰹節:昆布=9:1がおすすめ(※2~3倍に水で希釈してお使いください)。
力強い鰹だしをメインに合わせることでメリハリのある味噌汁に仕上がります。
隠し味程度に昆布だしも加えることで余韻を引き出し、後味まで美味しい味噌汁に。
8.しじみの味噌汁
赤だしの味噌汁といえば、しじみを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
豆味噌にうま味の強いしじみを合わせると、ぐっとふくらみのある味わいに。
9.豆腐となめこの味噌汁
つるると喉ごしのよいなめこと豆腐の組み合わせ。
10.焼きなすの味噌汁
じっくり火を通した甘くて香ばしい焼きなすが、豆味噌の風味とマッチします。
皮をむくひと手間がおいしさの秘訣!
11.トマトの味噌汁
豆味噌のたんぱく質は、アミノ酸とペプチドに分解されているため、
うま味とコクを相乗効果でアップさせることが出来ます。
味噌や具材、だしの割合で味も香りも変わります。
味噌汁のお好みは人それぞれ、具材も日によって違ってきますよね。
鰹節だしの芳醇な香りと、昆布だしのまろやかさを組み合わせて、ぜひあなたのだし黄金比を探してみてください。
身にも心にも染みわたる味噌汁を、だしプレッソでもっとおいしく楽しく作っていただけたらと思います。