YAIZU ZEMPACHI LETTER
先日、「子供舞踊塾」で学ぶ子供たちに向けた「出汁と日本茶のワークショップ」のお手伝いをさせてもらいました。
今回のワークショップのコンセプトは「味覚以外で楽しむ食」。
本来なら「味」に集中する食の学び。今の状況で試食は難しいことを逆手にとり、今回のワークショップでは「嗅覚・触覚・聴覚・視覚」を使って楽しんでもらい、子供たちには普段と違う感性で食に注目してもらいました。
①かつお節/昆布/にぼしの観察
②かつお節ができるまで(写真で学ぶ)
③削られる様子を見てみよう
「こんなに美味しい香りがするんだ!」「触ってみるとこんな感じなんだ!」と、子供たちは味覚以外の部分から様々なことを感じ取ってくれたことがとても嬉しかったです。
その場での試食は行わず、おだしの効果については家に帰ってから実験してもらうことに。「味噌をお湯で溶かしたもの」と「味噌をおだしで溶かしたもの」を比較して、においや味の違いを感じてもらう実験です。
真っ先に取り組んでくれたこどもたちは、豆腐やなめこ、ねぎ、大根など好きな具を入れてお味噌汁を楽しんでくれたようです。
今回の体験が、日本の伝統文化を学ぶ子供たちの記憶に少しでも残ればと願っています。
素敵な機会を頂きありがとうございました。
日本の伝統芸能に触れる。
礼儀作法を習得する。
自信を持って表現できるようになる。
これらを到達目標とし、日本舞踊を中心に、日本文化を総合的に学び親しむ子供向けの教室。国立劇場などの大きな舞台に立つことを目標に、数ヶ月間の稽古や日本文化体験を行うプログラムを実施している。
監修 坂東寛二郎
代表 有馬和歌子
子供舞踊塾 ホームページ
https://kodomobuyou.wakakoarima.com/
有馬和歌子氏 ホームページ
https://wakakoarima.com/