YAIZU ZEMPACHI LETTER
やいづ善八のおだしと合わせたい旬の食材の豆知識をお届けするコーナーです。
今回は、冬の時期に美味しさが増す「カリフラワー」の豆知識についてお届したいと思います。
カリフラワーはアブラナ科アブラナ属の一年生植物です。葉っぱの部分は食べず、大きく育った花のつぼみである「花蕾(からい)」の部分を食べます。
この可食部はカードと呼ばれていいます。名前の由来は牛乳を凝固させてチーズを作る時の白い塊である「カード」と似ていることからきていると言われています。
日本でのカリフラワーの生産・消費量はブロッコリーの10分の1程度ですが、最近では低糖質の食事がブームとなり、カリフラワーを細かく砕いてご飯代わりに用いる「カリフラワーライス」に注目が集まるなど、人気が高まってきています。
カリフラワーの形はブロッコリーに似ていますが、実は栄養の点からはブロッコリーよりもキャベツに近いものになっています。
中でも、風邪予防や免疫力アップに効果があると言われているビタミンCが豊富です。含有量はキャベツの約2倍でカリフラワー1つにつき、ミカン2個分以上も含まれています。
茎の部分にもビタミンCが多く含まれているので、捨てずに上手に利用するのをおすすめします。ビタミンCは加熱によって消失しやすい栄養素なのですが、カリフラワーは熱による損失が少ないのも特徴です。
また、カリウム、食物繊維ともキャベツを上回っていて、この時期積極的にたくさん食べたい野菜です。
そんな、カリフラワーと「やきつべのだし 鰹 枯節」を使ったシンプルな極上のレシピをご紹介します。
寒い冬のごちそうといえば...熱々のグラタンですね。
こってりしがちなベシャメルソース(ホワイトソース)は、鰹だしをミックスし、さらりと仕上げるのがポイントです。
野菜だけでも大満足な食べ応えは、「やきつべのだし 鰹 枯節」のうま味があるからこそ。
まろやかで繊細な味わいの「やきつべのだし 鰹 枯節」を使いこなしてください。