YAIZU ZEMPACHI LETTER
近年じわりと関心が高まっている、バーベキューやキャンプなどのアウトドアレジャー。
"3密回避"が求められるこのコロナ禍をきっかけに、より幅広い層からの人気を集めています。
日常から離れて過ごす特別な一日のなかで、食事はやはりみんなのお楽しみではないでしょうか。
キャンプ料理といえば華やかなイメージがありますが、実際は、材料が少ない、調理工程が少ないといった「手軽さ」や「シンプルさ」を重視して作っているという方も多いそう。
「おしゃれな料理を作りたいけれど...」「いつも網で焼くだけでマンネリ化...」というお悩みの声にも応えらえるような、
だしプレッソを使って手軽に楽しむキャンプ料理を今回ご紹介します。
だしプレッソの名前の由来は、コーヒーの"エスプレッソ"のように抽出するその製法から。
ご家庭では再現できない高い圧力をかけることで、だし素材から濃いうま味と香りだけをぎゅっと引き出しています。
2~3倍に薄めることで、味噌汁や煮物などの基本のだしとして使うことができますが、元々の濃さを活かして試していただきたいのがキャンプ料理の「下味付け」です。
保存用のチャック付き袋などに肉や魚を入れて、だしプレッソと塩を加えて一晩漬け込めば下準備は完了。
保存袋のまま持っていけば、慌ただしくなりがちなキャンプ当日も、あとは焼くだけでOKのお手軽さ。
粉山椒など、風味のアクセントになるスパイスを加えるのもおすすめです。
~おすすめレシピ~
調味料で味付けせずに仕上げただしプレッソは、料理に「うま味」だけを足すことができるのが特長です。
基本の"さしすせそ"に並ぶ新しい調味料として、1本常備をキャンプの定番にしてみるのはいかがでしょうか。
炭火で焼いた豪快な肉も良いですが、いつもと違うキャンプ料理に挑戦したい方には「蒸し料理」がおすすめ。
カットした肉や野菜をメスティンに敷き詰めて、水の代わりにだしプレッソ、そして好みに合わせて醤油や塩を加えてじっくり火にかけるだけ。
食材のうま味×だしのうま味の相乗効果で、シンプルな調味料で料理全体のうま味が引き立ちます。
彩りのよい野菜を組み合わせれば、仕上がりも華やか。
自宅で下ごしらえを済ませておくのもよいですね。
~おすすめレシピ~
メイン以外に外せない料理といえば、やっぱりご飯もの。
炊き立ての白米も格別ですが、きのこや鮭、栗、さつまいもなどの旬の味覚を入れた炊き込みご飯も食べ応え抜群。
炊き上がりにふわりと香るだしが、きっと食欲をそそるはずです。
好みの調味ができるだしプレッソだから、和食に限らずパエリアやピラフなど、洋風レシピのベースにもお使いいただけます。
アウトドアなら、メスティンやダッチオーブンを使えば本格派。ご自宅で楽しむ時は、炊飯器を活用するとお手軽です。
握っておにぎりにすれば、行楽シーズンのお弁当にもぴったりの1品になります。
~おすすめレシピ~